2021-02-24 第204回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第3号
さらに、副産物やヒ素、水銀などの有害元素があるかどうかも関係してきます。 資源は、こういった経済的なファクター以外に、技術的な要因、環境的な要因、法制度などのものをクリアして初めて採掘が可能となって、埋蔵量というふうに呼ばれるわけです。
さらに、副産物やヒ素、水銀などの有害元素があるかどうかも関係してきます。 資源は、こういった経済的なファクター以外に、技術的な要因、環境的な要因、法制度などのものをクリアして初めて採掘が可能となって、埋蔵量というふうに呼ばれるわけです。
特に、金属の有害元素というのはどこかに拡散していくものではないので、うまくコントロールして使うという概念が考えられるものなんですね、例えば鉛とかヒ素とかですね。少しぐらい混じっていても、コントロールして使えるのだったら利活用していくという考え方もありますし、そういったことも含めて、入口から出口まで、金属に限らず広く見ていくことが大事かなというふうに思います。 以上です。
一方で、海底熱水鉱床は、砒素、水銀等の有害元素を含有しており、周辺の環境影響に配慮しつつこれらを処理し、製錬する技術が求められています。 こうした我が国周辺海域に分布する海底熱水鉱床は、我が国固有の資源であり、開発が可能になれば、大宗を海外に依存している金属鉱物資源の新たな供給源として期待できるというふうに思いますが、資源エネルギー庁はどのように認識されていますでしょうか。
その意味で、有害元素、重金属はもちろんでありますが、それを含めた総点検をすべきではないか。労働省は三千の事業所を摘出をいたしまして、クロム関係事業所についてのみ、九月の一日から一斉監督を行うというふうに承っておりますが、それにとどまらないで、重ねて申し上げますけれども、有害元素全般を含めた総点検に乗り出す御決意はないかどうか、承っておきたいと思います。